チャコの野菜畑

オシッサマのお渡り (獅子渡御神事)

8日 午前中の仕事を終え、午後から本堂町の祭りに行ってきました。
市指定の民俗無形文化財で、猿田彦命(さるたひこのみこと)(天狗神)と 天ウズ女命(あめのうずめのみこと)(獅子神)の夫婦神を祀る渡御神事。
本祭日の前日、獅子神が 松手の宮から宵の宮に里帰りの宵宮祭。
昔、人身供養された12軒の家を御供養に立ち寄りながら 御神燈の明かりで夜中宵の宮に。
村の人々は朝まで踊りつつけるそうです。猿田彦命は守護役の家に安置される。
翌日 宵の宮で1泊されたうずめのみことを、猿田彦命先導に、動くか動かないかという速さでゆっくりお渡り お帰りとなる。やっぱり神様も、実家がいいのか 嫁ぎ先に帰るのは、足がおそくなる と、これは私が勝手に思ったこと。
大きい方がお嫁さんの獅子神、小さいほうが天狗神
御神衣は守護役が身を清め 越前和紙を大きな紙きり包丁で切り 麻の縄に綴じ込み作る
守護役は宮木 円光 堂下2軒の四家で昔から変わらず、現代に引継がれ一軒毎に年交代
10月第二金曜日夜8時、皆の見守る中、御神衣を作る行事から始まり。
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2時松手の宮に出発の前 記念写真 宵の宮は見ての通り小さなおしっさまと呼ばれる御旅所
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猿田彦命の先導    男の子たちの送り唄と綱引き   獅子神    
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死児の橋 ビックリするような名前の橋だけど、昔 祭礼の前日宵宮祭当日になると、小さな子供のいる家の屋根に1本の不気味な白羽の矢がたてられた。その家の男の子を神様の生にえと信じ、死児の橋に送ったならわしがあり、村は悲しみのどん底におちいった。それは、怪物の仕業であり、猿田彦の子孫が、怪物を退治した。村にまた、平和なときがおとずれ、それから遠い祖先である、猿田彦命夫婦二神を祀るようになったとか。死児の橋では太鼓も早打ちになり二神は大きく宙に舞いながら、松手の宮に疾走し安置される。
高雄神社は随分立派でおしっさま御旅所とは大違い。それだけに、よけい宵の宮の、素朴なところがいいですね。
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by tyakoID | 2006-10-09 17:21 | 徒然なるままに

無農薬有機野菜作りに挑戦


by tyakoID

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